借金返済を少しでも早く終わらす方法

借金返済方法は良く考えよう

この現代において、多くの人を悩ませる原因のひとつといっても過言ではないのが「借金」です。 出来れば誰だって借金というストレスのない生活を送りたい、そう思っていても様々な事情で多額の負債を抱えている人は沢山います。 そしてお金を借りているのであれば早く借金返済をして解放されたい、これもまた普通のことです。

1万円札の束 ですが、その借金を早く終わらせたいがために無理をしすぎてしまう方も大勢います。 例えば生活するためのお金を必要以上に切り詰めて返済に充ててしまう方法などは、いずれ生活や本人の体に支障をもたらします。 そういったことにならないためにも、借金返済の方法はきちんと考えて実行していかなければなりません。

原因究明が大切

お金を借りることになった経緯はそれぞれ人によって違いますが、まずは借金の元になるようなことは断ち切る必要があります。 もしギャンブルが原因で借金をしてしまった、という場合は今すぐにギャンブルから手を引かなければいけません。 借金を作りだしている元がハッキリしていて、それを自身でどうにか出来る場合はまずそこを片付けることが借金返済の近道となる方法なのです。

お金を借り入れした原因をしっかり突き止め、現状を把握することから借金返済は始まります。 借りたお金をできるだけ早く返済するためにはとにかく余計なプライドを捨てること、これが大切です。 意外なように思われるかもしれませんが、借金を抱えている人は見栄っ張りだったり、プライドが高かったりすることが多いのです。 そういったものは借金返済の妨げになるだけで全く意味のないものです。

ベストな返済方法を探そう

返済のためには自分に合ったベストな方法を常に模索しなければなりません。 ローンを一本化させるのがベストな返済方法の人、身内に頭を下げて立て替えてもらって利子の心配なく返していくのがベストな方法の人、一番正しい借金返済の方法というのはその人の状況によっても違ってきます。

できるだけ早く借金を返すためには今の自分がどういった状況で借金を作ったのか、その原因を突き止めて自分で理解をすること。 そしてつまらないプライドは捨て、毎月きちんと借金返済をしていくことが出来る方法を採ることが重要です。

また、借金返済が終わった後は、繰り返し借金をしないという事も大切です。 一生の買い物と言われるマイホームや一般的に高額な買い物となるマイカーの購入はローンを利用した借金で買うのは致し方ありませんが、それ以外の事では借金をしない方が良いでしょう。

もしショッピングで衝動買いをするなどの借金癖が治らないという方は、一度、病院の専門医に診てもらった方が良いかもしれません。 精神的な病気が原因で何度も借金と返済を繰り返してしまう場合もあるからです。 昔は、借金癖はその人の性格によるものだと考えられていましたが、現在では精神病が原因と判断をされるケースもあります。

膨れ上がった借金を返済

友人の話なのですが、いつも真面目に働き、堅実に生きているというタイプでした。 でも、いつからかお金にうるさくなり、様子がおかしいと感じていました。 飲み会を開くにしても、旅行に行くにしても、高いとか行きたくないとばかり言い出し、こちらも誘いづらくなってしまいました。

元々、節約志向のある友人ではあったのですが、思い切ってお金に困っているのか聞いてみたのです。 すると、友人は大泣きしました。 これはただ事ではないと感じた私は、聞くことしかできないけど、話して欲しいと言いました。

すると、元彼にお金を渡しているそうです。 元彼は、もう完全なヒモ状態で、彼女が彼を好きだという気持ちを利用して、お金を要求しているというのです。 友人も、そこで突き放すことができれば良いのですが、好きという気持ちが邪魔をするそうです。

友人も、そんなに給料が高い訳ではないので、生活が苦しいそうです。 そして、ついにキャッシングでの借金に手を出してしまったのです。 最初は軽い気持ちで使ったそうなのですが、まるで自分のお金を引き出しているかのような感じで、借金と言う感覚がマヒしていったようです。 そして、気付いた頃には他からの借り入れも合わせて借金返済しなければならない金額は数百万円になっていました。

そんな借金の状況の中、いつも通り食事や旅行に誘って申し訳ないと思いましたが、友人ももっと気を確かにした方が良いと思いました。 結局、親に全てを打ち明けて、借金返済のための資金を用立てしてもらったそうです。 同じことを繰り返さないためにも、改心してしっかりと借金返済をして欲しいです。 [追記]

突然にふりかかった返済体験

ある日、夫の名前宛てに銀行からハガキが届きました。 自分宛てではないので、ハガキは糊付けの物で勝手に開封はできませんが、結婚してからはその銀行は全く使っていません。 いわゆる夫が独身時代に住居の傍にある地方銀行でした。

夫にそれを問いただしたら銀行のカードローンで30万円の借入をしたお知らせでした。 なんで内緒にそんなお金を借金して借りたのか?と問いただしても口を割りませんでした。 2?3日すると重い口どりで俺の借金はそんな金額で終わらないと切り出してきました。

なんと消費者金融で250万円も借りていたのです。 最初は10万円位、返済できないから、又10万円、恐らく銀行のカードローンの利息を返済するために借りたのだと思います。 まだ子どもは小学生で、これからお金がかかる時に何を考えているのだろうとつくづく思いました。

結構昔の話なので、法定の金利など制限がなく確か消費者金融の金利が20%は優に超えていたと思います。 普通のサラリーマンにこづかい制で暮らしている人間が返済できる訳がありません。 悪い事に夫は転職したばかりでした。

これからが借金地獄の始まりでした。 住宅ローンもあったので、まず少しでも安くできればとローンの借り換えを申し込みましたが、勤続年数も少ない、なにより消費者金融に借り入れしている属性の悪い人間に1円足りとも借金でお金なんか貸してはくれません。

知恵を絞って、その時のローン借り入れ先は住宅金融公庫だったので、問い合わせして、減額の申請をしました。 1年間だけ借金の利息のみの返済で済む方法でした。 こちらは申請は通りましたが、借金がなくなる訳ではありません。

自分もフルタイムで働いていたので、借入できないか銀行に直接聞いてみたりしましたが、ダメでした。 預貯金は銀行借り入れの30万円でなくなり、なくなく子どもの為にと積立していた学資保険を解約しました。 まだ足りなくてどうしようと思っていた矢先に田舎の主人のお姉さんと話す機会があり、その話をしたら、お金を貸してくれました。 そのため、借金は全額一括で返すことがてき完済できました。

お姉さんたちへは月々4万円位を返済しています。 でも夫が作った借金のために子どもたちは奨学金で大学へ行くはめになりました。 [追記]

完済後の甘い罠!再借金地獄

20代後半に浪費をしてしまい、100万円もの借金を負いました。 しかし生活費を切り詰め借金返済に集中し、2年も経たないうちに完済しました。 「これでもう借金はゼロ!」クリーンな生活がスタートできるとすがすがしい気持ちになったものです。

もう二度と借金なんてしないと思っていたのですが、元々物欲が強めで買い物が好きな性質なので、欲しいものを見つけるとうずうずしてしまいます。 借金返済が完済して数ヶ月経った頃でしょうか? 完済したはずの金融業者から連絡がきました。 借金の返済を完済した優良な顧客なので、今度は金利を優遇するのでまたぜひ借りて欲しいとのことでした。

しかも利用可能額は前回よりも大幅に上がって、なんと200万円になっていました。 これなら欲しかったブランド高級時計も買えるとイケない考えがよぎり、つい契約してしまったのです。 いくら以前より金利が安いといっても、15%が12%になった程度なんです。

借入金額は200万円にアップしていますし、結局は借金返済に苦しむ羽目になりました。 5年間で完済を目指すとなると月々約5万円は返済していかなくてはならないし、利息も60万円以上になってしまう恐れがあります。 これでは一体何のために苦労して借金を完済したのか、分からなくなってきました。

そもそもこのような事態になったのは、自分の心の弱さだと感じています。 借金の返済期間が長引けば長引くほど利息は膨れ上がってしまうので、余分なお金は使わず返済に充てて早めに完済を目指そうと思っています。 [追記]

借金のせいで性格まで変わってしまった

借金返済で生活が苦しくなると、段々性格まで変わってきたように思えます。 明日返済するお金をどうやって工面しよう? 払えなかったら連絡がきてしまう…。 苦しいから助けて欲しいとの一心で知人に借金を申し込むのですが、断られてしまいます。

相手も生活がありますから、突然5万円も6万円も借金を申し込まれても貸すことができないのです。 しかも相手は借金まみれの人間で、本当に返済してくれるかどうかも分かりません。 例えお金があったとしても、貸すことに躊躇するのは当然でしょう。 でも借金に苦しんでいる人は自己中心的で、借金を断った人を恨んでしまうのです。 そんな人間に私も成り下がってしまいました。

もうこんな生活も自分の性格もつくづく嫌になってしまいました。 でもある時知人から、借金を債務整理をするように強く勧められました。 返済できないお金を知り合いから借りて周ってもなんの意味もないから、債務整理をしなさいというのです。

約定日が来たらとにかく返済のための入金しなくてはいけないということだけしか頭になく、借金を債務整理するという考えがすっぽり抜けていました。 借金返済のためのお金なら貸せないけど、債務整理するための手数料なら貸してあげてもいいと知人にも言ってもらえました。 取りあえず着手金の数万円を知人から借りて弁護士に債務整理を依頼したのですが、なんと過払い金が戻ってきました。

これで借金も無くなり、知人にもすぐに着手金の分を返済することができました。 しかし他の知人にも借りている分があるので、これからは無駄遣いせず地道に借金の返済をしていこうと思っています。 [追記]

改正貸金業法きっかけで債務整理

昔はキャッシングも簡単に借りれて、クレジットカードの審査もすぐに通りました。 そのため消費者金融のキャッシングも5社、クレジットカードも3枚と見事な多重債務で借金まみれになりました。 毎月の借金返済も自転車操業状態で、返すためにキャッシングすることを繰り返していました。 それでもなんとか借金返済をしつつ、ギリギリの生活を続けていたのです。

しかし、貸金業法が改正されて、キャッシングは年収の3分の1にまで制限されるようになりました。 そのため消費者金融のキャッシングも軒並み借入がストップ、クレジットカードのキャッシング機能も使えなくなりました。 年収を証明するものを提出するようにとの通告がありましたが、既に借金での借入額は年収の3分の1以上になっているため提出しても意味がありません。 これまで自転車操業していたものができなくなり、借金返済が一気に苦しくなりました。 他のキャッシングに借金を申し込もうとしますが、申込情報をごまかしても信用情報の照会ですぐにばれてしまいます。 だからもう、どんなところからも借りられなくなったのです。

あまりにもお金が無さ過ぎてやばいところから借りそうになったのですが、そこはなんとか思いとどまりました。 お金が回らない状態ですから、後はもう債務整理をするしかありません。 弁護士に依頼したら過払い金がいくらかあったことが発覚し、借金総額はかなり縮小できました。 これで借金返済しながら貯金もできる状態になっています。 今はキャッシングの審査に通らない状態ですが、できればずっと通らない状態の方が私にとってはいいかもしれません。 [追記]