キャッシングでした借金
私の場合は当初介護施設に努めており、キャリアアップの為に社会福祉士という国家資格を取得する為に通信養成所のお金30万円を用意する為にキャッシングで借金をしたのが始まりでした。
当時私には貯金等全くなく、日々生きるだけで精一杯でした。
そんな中、社会福祉士と福祉の最上位資格の取得条件に大学卒業以上で施設経験1年以上の場合は実習免除という金額的にも時間的にも勤めながら行う事ができるシステムにとても魅力を感じました。
学校に対してのお金なので借金とは違って奨学金位のイメージで、金利の高いカードキャッシングを利用してしまいました。
金融機関からの借入は慎重に
今の時代はどの企業もお金を一括で払える人がいる等は全く思っておらず、どの様な分割方法で支払いをするかという所を目立つ様に書いてありました。
その学校にも金利の安い借金方法があったのですが、審査等も面倒な上待つ事が大嫌いな私は容易な考えでカードを選んだのです。
そしていざ借りてみると返済するのがとても長い時間と労力が必要なのを思い知ります。
借りるのは一瞬で何故か自分のお金の様な気分になってしまうのが借金の怖い所です。
たかが30万円を返済するのに、月1万円でも最低30ヶ月はかかってしまうというとても長い時間がかかります。
そして私の限度額はその当時70万円であり、手軽にお金が手に入るという旨みをしり、その当時付き合っていた彼女に羽振りがいいところを見せるために上限ギリギリまで借りて美味しい物を食べ歩いておりました。
そして、お金が無くなると何となく私生活でもケチるようになり、付き合っていてもギスギスしてしまい程なく分かれてしまい、残ったのは70万円の借金のみという状態になりました。
最低７０ヵ月という長い年月を返していくしかないと思いながら毎月何とか返していっていったのですが、それから何年か後に結婚する事になりました。
その時に相手の親や自分の親はお金を用意してくれなかったので、自分で集めるしかありませんでした。
運良くまとまったお金を銀行いくつか回っているうちに貸してくれる所が見つかり、結婚式とその70万円あった借金をまとめて1つのローンに変更して今も返し続けております。
手軽さは恐怖です。
ちょっとした油断が自分に鎖をつけていきますので、借金には十分に注意をして欲しいと思います。