借金の返済スケジュールを作ろう
できるだけ早く借金の支払いを終わらせるためにも、まずは返済計画を立てる必要があります。
「早く返すためにちょっとムリしないと!」と、生活するためのお金を必要以上に切り詰めて支払いに充ててしまう。
これは比較的借金の額が少ないとか返済期間が短い場合ではそれほど問題ありません。
ですが、長期に渡ってこのような生活をしていては、いつか疲れ果ててしまいます。
体の調子を崩してしまい働けなくなった、なんてことになったら元も子もありません。
焦る気持ちはわかりますが、まずは余裕を持った返済スケジュールにしておきましょう。
自分が生活する上で必要なお金と、最低限返済しなければいけないお金を決めます。
しばらくそのまま生活していって、もう少し多めに支払うことができそうな場合は返済額を増やすようにするなどして調整していきます。
はじめから無理な返済額を設定しないことです。
具体的な目標を設定
それから、返済計画を立てる上で大切なのが「目標をつくる」ということです。
例えば「○月までに○円返済する」など、簡潔にわかりやすい目標を立てましょう。
その目標はできるだけ遠い先の話にせず、小刻みに目標を作っていくようにします。
100万円返済しなければいけないのなら10万円ずつだとか「少し手を伸ばせば届きそうな範囲」に設定するのがポイントです。
目標を達成していくことで自分が返済できているんだ、という実績を作っていくことが狙いです。
返済計画を立てることは、はやく借金を終わらせるためだけのものではありません。
借金が終わってからの生活を、きちんとしたものにしていくためでもあります。
計画を立てて目標を持ち、お金をやりくりする方法を学びながら、今後はできるだけ借金のない生活にしていきましょう。
この返済計画は出来るだけ手帳や紙などに書いて、しっかりスケジュール管理します。
スマホのアプリを使ったり、方法はなんでも構いません。
自分の目で常にチェックできるようにしていれば大丈夫です。
多少計画が狂ってしまった時も少しずつ予定をずらしていけばいいだけなので、あまり詰め込みすぎずゆとりを持った計画を立てましょう。
アルバイトをして所得を増やす
多額の借金を抱えていたある男性は、仕事が終わってからもコンビニでアルバイトをしていました。
それ以外にもアルバイトをして、平均睡眠時間は四時間という過酷な毎日を送っていました。
その甲斐あって、一年で数百万円という借金を無事に返済することができました。
これほどの達成感はないでしょう。
最初は返済できるのだろうかと不安に思ったに違いありません。
でも、死に物狂いで働いた結果短期間で借金を返済できたというのは、ある意味偉大です。
どういう事情にせよ、お金を借りたということは決して大きな声で言えることではないのに、それを潔く短期間で借金返済したというのは素晴らしく、ゴールをしたアスリートのようにさえ思えます。
借金をしないに越したことはないのですが、したからには何とかして返済すべきなのです。
また、別の女性も数百万円の借金を一年以内に返済しなくてはならず、とうとう風俗店で働くことにしました。
しかし地方だったために、風俗店での給料は非常に低く、思うように返すことができませんでした。
特定の職業を非難することはできませんが、借金返済のために仕方なく風俗で働くというは極力、できれば絶対避けた方が賢明です。
それは決して選択に入れず別の方法を考えるべきです。
伝染病などの疾患にかかれば、体を壊し返済どころではないかもしれません。
また、尊厳が損なわれます。
多額の借金を前にして必死になり、パニックになるかもしれません。
短期間で返さないといけないと思って焦るかもしれません。
焦るあまり間違った選択をしないようにすべきです。
お金になれば何でも良いと思って闇雲に高収入の仕事に就くなら、体にも心にも一生消えない傷が残ることがあります。
借金返済中は欲しいものがあってもぐっと我慢
借金の返済計画を立てるときに、落ち着いてよく考えましょう。
家族や信頼できる友達に相談して、客観的な意見を言ってもらうのも大切なことです。
自分にできる範囲でこつこつ借金返済することが大切です。
それでも節約のために自分の欲しいものを我慢することは必須です。
借金の返済がなければ好きなものを値段も見ずに買えますが、返済中はそういうわけにはいきません。
完済すれば自由な生活ができるという希望を励みにして、返済生活を満喫しましょう。
返済が一生続くことはありません。
いつか必ずゴールがあるのです。
それまでくじけないで頑張って返済を完了させましょう。