借金返済を免れるには免責が認められる必要がある
僕には多くの借金がありました。
その借金の返済をするのが難しい状態になってしまいました。
このままの状態では状況は悪化するだけなので、債務整理をすることを考えました。
債務整理とは、字の如く返済できなくなった借金を整理し、債務者の負担を軽くすることを言います。
代表的な手法としては債権者と協議する任意整理、裁判所の協力を得て和解する特定調停、家を売らなくても済む個人再生、借金返済が免除される自己破産があります。
債務整理後に継続的に返済が可能なら良いのですが、僕の場合は厳しいと感じたので自己破産をすることにしました。
自己破産の手続きは、最初に債権者からの取り立て行為を止めさせるために裁判所で破産宣告をします。
破産宣告をすることにより、債権者の督促がなくなるので、かなりメンタル的な負担を減らすことができました。
この後に、裁判官の判断により借金支払い免除である免責を受けるための手続きが行われます。
自己破産は宣言をすれば、借金が全て免除されるという訳でなく、免責が認められる必要があります。
自分の財産は処分される
自己破産は、破産が確定すると僕の財産は管財人によって管理をされて、競売などで現金化をされました。
現金化されたお金は、債権者に債権の比率に応じで分配されます。
だから、自己破産をすると自分の資産は、ほとんど残りませんでした。
申立てから、借金の免責が認められるまで約半年ほど期間が掛かりました。
長いようですが、実際に手続きが開始されるとあっという間にこの期間が過ぎたという印象があります。
借金返済をしなくて済んだので、ほっとすることができました。
ですが、お金を借りていた債権者には迷惑を掛けてしまったので、そのことはすまないという気持ちで一杯です。
自己破産をしなければならないような状況に再度陥らない様に、今後はお金の管理をしっかりとしたいと思っています。